広島福山市立 曙小学校3絵画北川 桃子
広島広島大学附属東雲中学校中2郷土を創る命伊東 琥子

未来への希望と願い

 夏のじめじめとした蒸し暑さの中で、毎年長崎や広島では平和祈念式典が行われていることをご存じだろうか。原爆死没者の霊を慰め、世界の恒久平和を祈念するための大切な式典である。そのため、全国からこの実現を世界の人々に知ってもらうためにたくさんの人々が集まってくる。

 私は沖縄に住んでいるが、毎年先生方に戦争のこと、そして平和祈念式典のことを色々教えてもらっている。沖縄という遠い場所からでも原子爆弾、戦争で亡くなられた人々への思いを胸に抱えながら平和な世界が一日でも早く実現することを強く願っている。

 しかし、私や先生方にも知らないことがたくさんある。でもこの一冊の本が私が知らなかったことを教えてくれた。私は「夾竹桃物語・わすれていてごめんね」を読んで、たくさんの犬たちの希望と願いが夾竹桃たちへ、夾竹桃からその希望と願いが一人の少年へ届いたと思った。自分自身を身代わりにしてくれた犬たち。そして、その犬たちの希望と願いを受け取り、毎年毎年欠かさず語り続けてきた夾竹桃。その希望と願いがやっと一人の少年に届いた時、新たな「未来」が生まれた。この「未来」が一人の少年により大きく成長して行くことだろう。

 だから私たち人間もこの夾竹桃のように自分たちが学んだ事、思った事、考えた事をまずは友達家族そして、次の未来へ伝えていこうと思う。どんなに難しい事でも、どんなに小さな事でも今私ができる事を見つけ、行動していこうと思う。

 今年は終戦から七十七年が経過する。実際に戦争、原爆を経験した方々が少なくなっている今、その方々が亡くなってしまったらどうするのだろう。だからこそ、今からもっと戦争、原爆のことを若い人々が知るべきだ。私も「未来への希望と願い」をつなげたい。

沖縄豊見城市立 豊見城中学校中2感想文浦﨑 璃杏