東京慶應義塾横浜初等部小5絵画圓山 ユウ
鹿児島姶良市立 帖佐中学校中3絵画黒木 優莉
愛知春日井市立 西山小学校小4犬たちの目平野 美桜

 第二次世界大戦の死者は、約五千万人から八千万人と言われています。しかし、犠牲になった動植物の数は不明です。

 先日、私はグアムに行きました。太平洋戦争の激戦地だったアサン地区の展望台を見に行った時の事です。そこには、チャモロ人やアメリカ軍の戦没者、一人一人の名前が刻まれた慰霊碑がありました。小さな文字でびっしりと並ぶ文字を見て、戦争の残酷さを目の当たりにしました。「一回の戦争で、こんなに多くの大切な命が失われたのか。」と数字で見る時とは違い、体全体で恐ろしさを感じました。一つ一つの名前が私に語りかけている様でした。「戦争をしてはいけない。戦争は、ただ人を殺すだけで何の意味もない。」と。

 私は、「わすれていてごめんね」に出会い、動植物も戦争で犠牲になっていた事に気づかされました。この物語を読むと、胸がしめつけられます。「なんで今まで気づけなかったのだろう。どうして罪のない動植物を犠牲にしておいて忘れてしまうのだろう。」と悔しくなります。動植物も人間と同じように、大切な命があるのに。私は、「ごめんね」の気持ちでいっぱいです。

 グアムで見た慰霊碑には、本当に沢山の名前が刻まれていました。しかし、一つの原爆で、それよりも多くの命が亡くなりました。さらにその陰では、もっと沢山の動植物が命を落としました。あの時見た慰霊碑の何倍なのだろうと思うと、恐ろしさで動けなくなりました。しかし、実際にそれだけ沢山の命が亡くなった事は確かです。だから、二度と戦争で大切な命を奪ってはいけません。戦争がない世界をつくるために私に出来る事は、ほんの少しです。しかし、戦争について学び、それを周りに伝えていけば、様々な人が戦争を知るきっかけになるかもしれません。そんな、小さな「きっかけ」づくりをして、戦争を無くすために少しでも役立ちたいです。戦争で亡くなった人のために、動植物のために。

岐阜各務原市立 鵜沼第一小学校小6感想文平田 菜々花