中日新聞社賞
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愛知 |
学校法人福寿学園 七宝幼稚園 |
年長 |
絵画 |
澤田 瑠華 |
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三重 |
四日市市立 常磐小学校 |
小2 |
げんき |
齋木 菜々夏 |
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「夾竹桃物語忘れていてごめんね」 |
広島の原子爆弾のことが語られているこの本は、死んだ人の悲しさや残された家族や、目の前で起きたことを忘れぬようにしていることを語っている本です。絵の中に「二度と再び原子爆弾は落さない」と書かれていました。
私はいままで原子爆弾で死んだのは、人間や犬だけだと思っていました。でも、ハト・カラス・キョウチクトウたちも危険にさらされていたんだと思いました。この話の中心となる話は、キョウチクトウが、たくさんの犬の優しさに救われたという話です。私は、これを読んで、とても思ったことがあります。それは、どんな物・人・植物・動物もすべて同じ、この地球上にいる一つのものなんです。それらが支えあっているから、この地球はなりたっているんだと思います。この話に出てくるキョウチクトウは「犬はヤケドで毛が半分くらいになった」と言っています。なぜ、そんな犬がキョウチクトウを助けたのでしょう。私にはわかりません。自分の命より、他人の命を選んだのでしょう。私はすばらしいことだと思いますがわかりません。
「人間の平和の集まりがおわり、公園にあるそれぞれの慰霊碑にお参りをしています。しかし、動物たちの慰霊碑はどこにもない」と書いてあります。なぜでしょう。原爆で死んだのは、犬・ハト・カラスなどの動物もいるはずです。
でも、キョウチクトウの枝をにぎりしめている少年がいます。しずかに泣いているその少年は、
「忘れていてごめんね」
と言います。
その言葉はとても大切だと思います。犬・ハト・カラス・キョウチクトウたちの事を思って言っているのです。
私はこれから八月六日には、原爆で死んだすべての人・犬・ハト・カラス・キョウチクトウに感謝します。
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三重 |
学校法人 津田学園中学校 |
中1 |
感想文 |
加藤 海々子 |
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