広島市教育委員会賞
「夾竹桃物語-わすれていてごめんね」 |
私は、原子爆弾が落ちたのはずっと前のことだと思っていました。でも本当は、六十年ぐらい前のことでした。
広島に原子爆弾が落ちて草も木もはえないと言われていたのに今、私の住んでいる広島は草も木もたくさんはえているので植物は成長するのがはやくて、力強くみんなを勇気づけたのがすごいと思います。
私は、「わすれていてごめんね」を読んで原子爆弾で人間以外の生き物もなくなったことを思い出しました。「わすれていてごめんね。」と言った少年は、どんな人にでもやさしく接することのできる人だと思います。どんな人にでもやさしくできることもすごいけど、ハトやカラス、キョウチクトウのことに気づいたこともすごいと思います。この本を読んで「みんなが平和といえる世界にするにはどうすればいいんだろう。」と思いました。もし私達、世界の人がけんかや戦争をやめれば人間は平和といえるようになるかもしれないけれど、ほかの動物や植物は平和とはいえないと思います。動物や植物が平和といえるようにするには、もっと人間が動物や植物、生きているもの全部を大切にしていけばいいと思います。そうすれば、みんなが平和といえる世界になると思います。
二年前の三月十一日東日本大震災で私が一番心に残ったのは、一本松です。おれたりせずに力強く立っていたからです。震災があった所は少しずつもとにもどっています。今まで私が考えていたよりもはやいスピードで地しんがきた所にあった建物は震災前の状態にもどってきているのでおどろきました。
しかし原子爆弾や東日本大震災にあった人の心は元にもどっていないと思います。その人達といっしょにこれからも平和について考えていきたいです。
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広島 |
広島市立 原小学校 |
小6 |
感想文 |
木村 仁美 |
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