夾竹桃物語ーわすれていてごめんねー

三重県知事賞

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三重 東員町立 神田小学校 小6 愛の声
伊藤 朱音

 

 私は、この夾竹桃物語を読んで、「原爆で死んだのは人間だけではない」ということに気づきました。私たちは、どうしても人間にばかり注目してしまいがちですが、生命をもつのは人間だけではないのです。
 この物語では、犬が自分の命を犠牲にして夾竹桃たちを助けます。しかし、その犬たちはみんな悲しい目をして死んでいきました。私は、夾竹桃たちを助けた犬たちはとても立派だと思います。そして、「自分がその犬の立場だったら、私は夾竹桃を助けられるのだろうか。」ということも考えさせられました。私は助ける自信はありませんが、もし困っている人がいたら、進んで助けられる人間になりたいと思います。
 そしてこの物語では、人間は植物や他の動物のことなど、自分たちと同じ“命”をもつものとして全く考えていない様子が見られます。植物も他の動物も、人間と同じ苦しみを味わって死んでいったのに。でも、それは私も同じです。この物語を読むまで、植物のことも他の動物のことも、同じ命をもつものとして考えていませんでした。そんな私も含め人間以外のことは全く考えずに生活している人はとても多いと思います。この“人間中心の考え方”は、絶対に変えなければいけないと思います。
 しかし、最後のところで夾竹桃の枝を握りしめて泣いている少年が現れます。そしてその少年は、「わすれていてごめんね」とつぶやきました。植物や動物たちに希望が生まれたところで物語は終わります。
 今まで私は、原爆で死んだのは、“人間”と思っていました。しかし、その考えは間違っていたのです。私のまわりにも、今までの私のように植物や動物が死んだなんて全く考えていない人がいると思います。だからこそ、この物語を広く伝え、「原爆で死んだ尊い命の存在」について多くの人にわかってもらいたいと強く思います。

三重 学校法人 津田学園 津田学園中学校 中1 感想文
泉 紗野花

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